想いを受け継いだ「田植え研修」

小笠原萌

学生時代はバンドでギターを担当していました。好きなアーティストは椎名林檎です。

皆さん、はじめまして。

今年4月に入社しました、小笠原萌と申します。

このたび、私たち新入社員10名は、アーバンフューネスの荒井悟先輩のご実家にお邪魔し、田植え研修を受けさせていただきました。

この研修は昨年からスタートしたもので、今年で2回目です。

田植えは基本的に田植え機で行われます。田植え機で植えられない田んぼの隅や、植え損ねたところは人の手が必要です。

慣れない田んぼでの作業は、足を取られて思うようにできません。苗を1本1本植えるだけでも重労働。

育苗箱という苗を育てていた箱を洗ったり、田植え機に苗をセットしたり、体力を使う作業が続きます。

田植え

膝下まで埋まってしまうので、歩くだけでも大変です。

運転

田植え機の運転も経験させていただきました。

今回お手伝いさせていただいた田んぼは3面だけでしたが、ご家族と荒井先輩、それに新入社員の計15名で作業しても、半日がかり。普段はご家族だけでなさっているのかと思うと、頭が下がりました。

私たちを出迎えていただいた荒井先輩のご家族は、明るくて優しく、そしてとても仲の良いご家族。荒井家の仲の良さは、手間暇をかけて、田んぼを守り続けてこられたことにあると痛感しました。

食事

食事の席のお話からも、荒井家の仲の良さが伝わってきました。

田植えを終えて、車で荒井先輩のご実家まで帰る途中、お母様が「どんなに暑い日でも、土砂降りの日でも、休むことはできない」とお話しされました。

日本人の食生活が変化し、TPPで米の輸入拡大が交渉されたり、農家の方々にとってこれからの見通しは決して明るくはありません。

それでも続けられるのはなぜか。

「ご先祖様が守ってきた土地は、私たちが守らなければならないから」と、お母様は当たり前のようにおっしゃいました。

土を耕す田起こしから田植え、刈り取りまでとても手間暇がかかります。日照りや豪雨で荒れてしまうこともあります。

そんな大変な思いをされても、ご先祖様が守り抜いてきた土地を、手放したり、荒れたままにすることはできないそうです。

今度は、自分たちがこの土地を守っていく。

 

稲穂

荒井家の皆様のように、農家の方々が命をつなぎ、ご先祖様の想いを受け継いでいく。そうしてお米を作り続けていただいたおかげで、私たちは美味しいご飯を食べることができ、生かされているのだと強く感じました。

この研修で感じたこと、学んだことを忘れずに、「命をつなぎ、想いを受け継ぐ」という私たちの仕事に活かしていきます。

貴重な体験をさせていただいた荒井家の皆様、本当にありがとうございました。


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