3年目を迎えた田植え研修 人の温かみが心に伝えるもの

森高

私の特徴は、中学生時代からバスケットボールをやっていたせいか、声が大きいことです。

皆さん、こんにちは。

 

今年4月に入社した森髙京美です。

 

この度、私たち新入社員12名は、今年で3回目を迎える田植え研修に参加してきました。

 

研修先である、先輩社員の荒井悟さんの実家に到着すると、すでに田植えの準備を整えたお母様とお兄様が。

 

私たちも田植え作業ができる格好に着替えて、いざ田んぼへ。

田植え機

田植え作業のすべてが初体験。田植え機の運転もさせていただきました。

田植えをするのは私も含め、みんな初めて。これまで、私は田植え作業のほとんどは、機械でやるものだと思っていました。

 

それが間違っていたことは、すぐに分かりました。

 

田植え機が通って、ぼこぼこになった土を平らにならしたり、苗が入った箱を洗ったり、田植え機では植えられない狭い場所は、手で植えたり。

手植え

機械で苗を植えられないところは、すべて手作業です。田植えの苦労を身をもって知りました。

地ならし

田植え機が通った後の、でこぼこになった地面をならすだけで、腕がパンパンです。

どれも楽な仕事ではありませんでしたが、顔に泥がついても気にならないほど没頭し、やり遂げた私たち。

 

みんなの顔を見渡すと、充実感からか笑顔が浮かんでいました。きっと私も同じ表情をしていたでしょう。

 

田植えは、こんなにも人の手を必要とするのかと身をもって知ることで、これまで思い至らなかった作り手の気持ちを感じることができ、自然と感謝の気持ちが生まれてきました。

田んぼ

苗を植えた田んぼの水面に映る青空。眺めているうちに、すがすがしい気分になりました。

田植え研修を通して、もうひとつ気づいたことがあります。

 

人の温かみが、こころに伝えるものがあること。

 

荒井家の皆さんが、私たちにしてくれる一つひとつのことから、優しさが伝わってきました。

廃校を利用した宿泊先では、満面の笑顔で遊ぶ子どもたちから、喜びが伝わってきました。

 

そして私は、人の温かみから幸せを感じました。

 

大切な方の旅立ちを目の前にしたご家族様に、私は何ができるのか。

今の私にはまだ、具体的に何ができるのか想像できません。

 

でも、人の温かみを通じて、そのご家族様に何かを伝えることができる。

そう確信しています。

 

荒井家の皆さんのおかげで、貴重な体験をさせていただくことができました。

本当にありがとうございました。


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