皆さん、こんにちは。
今年4月に入社した森髙京美です。
この度、私たち新入社員12名は、今年で3回目を迎える田植え研修に参加してきました。
研修先である、先輩社員の荒井悟さんの実家に到着すると、すでに田植えの準備を整えたお母様とお兄様が。
私たちも田植え作業ができる格好に着替えて、いざ田んぼへ。
田植えをするのは私も含め、みんな初めて。これまで、私は田植え作業のほとんどは、機械でやるものだと思っていました。
それが間違っていたことは、すぐに分かりました。
田植え機が通って、ぼこぼこになった土を平らにならしたり、苗が入った箱を洗ったり、田植え機では植えられない狭い場所は、手で植えたり。
どれも楽な仕事ではありませんでしたが、顔に泥がついても気にならないほど没頭し、やり遂げた私たち。
みんなの顔を見渡すと、充実感からか笑顔が浮かんでいました。きっと私も同じ表情をしていたでしょう。
田植えは、こんなにも人の手を必要とするのかと身をもって知ることで、これまで思い至らなかった作り手の気持ちを感じることができ、自然と感謝の気持ちが生まれてきました。
田植え研修を通して、もうひとつ気づいたことがあります。
人の温かみが、こころに伝えるものがあること。
荒井家の皆さんが、私たちにしてくれる一つひとつのことから、優しさが伝わってきました。
廃校を利用した宿泊先では、満面の笑顔で遊ぶ子どもたちから、喜びが伝わってきました。
そして私は、人の温かみから幸せを感じました。
大切な方の旅立ちを目の前にしたご家族様に、私は何ができるのか。
今の私にはまだ、具体的に何ができるのか想像できません。
でも、人の温かみを通じて、そのご家族様に何かを伝えることができる。
そう確信しています。
荒井家の皆さんのおかげで、貴重な体験をさせていただくことができました。
本当にありがとうございました。