“稲妻”に打たれてから1年、8名で迎えた入社式

 

池田です。趣味は感動映画を観ること。裏千家の茶道を教える家に生まれ、祖母に稽古をつけてもらっております。

初めまして。

4月1日から新入社員として入社しました池田遼です。

 

先日、たくさんの先輩社員に歓迎され、入社式を迎えることができました。

私がアーバンフューネスと出会ったのはちょうど1年ほど前です。

当時大学3年生、多種多様な企業の説明会を受けていましたが、どの業種もどの会社も「これだ!」と感じられるものがなく、就職活動に本腰を入れられずにいました。

 

そんなときに出会ったのがアーバンフューネスです。

「100人いれば100通りのお葬式」「遺された方が悲しみに暮れるだけではなく、前を向いて歩んでいただくためのお葬式を」という言葉を聞いた時、体に稲妻が落ちたような感覚に陥りました。

 

私はもともと「せっかく働くのだからなにか人のためになることがしたい」という強い意志を持っていたこともあり、「ここしかない!もしご縁をいただけなくてもアルバイトでもいいからここで働きたい!」という決意の中、選考に進みました。
その結果内定につながり、大学卒業までアルバイトとして働けることになったのです。

 

およそ1年のアルバイト期間中、中学生の故人様のご葬儀に同行させていただいたことがあります。

 

学校が大好き、友達が大好きだった故人様。

もう一度、学校に通いたいと闘病されていたそうです。
そしてご両親は「最後は明るく、友達に囲まれながら見送ってやりたい」と希望されていました。

 

 

担当プランナーの先輩はその想いをくみ取り、黒板や椅子を並べて、式場に学校のような空間を再現。たくさんのご友人が和気あいあいと故人様をしのべるよう、音楽や飾りでも明るい雰囲気を演出していました。

 

ご出棺の際、お母様が泣きながらお棺のふたを閉めるお姿に胸が締め付けられましたが、ご葬儀後、「あの子が“こういう風に見送ってもらいたい”と思うようなお葬式ができました」とおっしゃってくださったそうです。

 

どのようなご家族でも、きっと大切な方を亡くすまでの時間には何らかの後悔が残ると思います。しかしせめて、お別れの時間に関してだけは、「精一杯のことをして見送ってやれた」「笑顔で旅立って行った」と感じていただけるようなお葬式を、自分もお手伝いしていきたいと強く思った経験でした。

 

社員の証である名刺と名札を先輩から手渡され、改めて社会人になったことを実感しました。

このたび入社した全8名は、例年に勝るとも劣らずの個性豊かな顔ぶれです。

 

美術大学で培ったスキルを活かし、祭壇デザイナーを目指す者。
自衛隊の一員としてお国を守ってきた経験を持つ者。
自身の過去の経験から、悔いの残らない式をお手伝いできるプランナーになろうとする者。

 

「100人いれば100通りのお葬式」をお手伝いする上では、僭越ながら私たち社員も個性を活かし、お互いの良い部分を学び合ってお客様に貢献できることが大切。そう思い、入社にあたって掲げた抱負では「自分らしさ」と書かせていただきました。

入社式で、皆さんのあたたかい笑顔とともにいただいたのは、一年上の荒井悟先輩からの優しく、そして厳しい言葉でした。

 

「正直、つらくて逃げたくなる時もある。でも、そんな時は周りを見渡してみてください。優しく頼りになる先輩たちがいます」

 

聞いた瞬間、それまで持っていた社会人になることへの不安が消えたような気がしました。

 

現在は新人研修の真っ最中です。

アルバイトとして過ごす中で、アーバンフューネスには本当に、明るく優しい先輩ばかりだと感じてきました。今後は私もそんな先輩たちの背中を追いかけながら、少しでも早くお客様のお役にたてるよう、また1年後には後輩に頼ってもらえる先輩になるべく、素直に謙虚に頑張ってまいりたいと思っております。

 

皆様、よろしくお願い申し上げます。

 


西葛西セレモニーホール

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