皆様、こんにちは。営業課のエンディングプランナー・中西実と申します。今日は先日ホテル西洋銀座にて開催された社内の「感謝の集い」について、ご紹介させていただきます。
「社員は家族」。
これは弊社代表の中川が提言し、平素私たちが大切にしている言葉です。
私たちは仕事柄、24時間365日交替で勤務しており、時として「泊まり(宿直)」の日もあります。杓子定規に定時だから業務終了というわけにはいきません。私たちには、私たちを必要としてくださる方たちがいらっしゃるからです。
多くの悲しみや不安を抱えておられるお客様と接すると、お待たせするのは申し訳ない、一刻でも早く応えたい気持ちと、ちょっと格好良い言い方をさせていただければ「使命感」に似た気持ちに駆り立てられます。
そんな気持ちに共感、共鳴する人間が集まった集団が、アーバンフューネスです。
夜遅くまで情報の整理をしたり、より良いサービスのために議論することも多々あります。一緒に生活する時間が長くなるにつれ、気心通じ合い、いつしか「家族」になっていく。社員間で、決まりきったマニュアルにはない心の通ったサービス、ホスピタリティの重要性がごく自然に共有できている理由は、この「社員は家族」という言葉に凝縮されているのかもしれません。
そんな日々を繰り返し、今年で弊社は10周年を迎えようとしております。
私たちにご依頼いただくお客様とのご縁は、ありがたいことに創業以来増え続け、当初2名で始まった会社は、気が付けばパートナー、契約社員を含めれば60名以上になりました。
家庭を持つ社員も増え、規模も広がれば、社員同士の「家族の時間」のあり方も変わっていきます。変化に富んだ成長と挑戦の旅は、もしかすると、これからが本番。だからこそ、ここで互いへの感謝、そして私たちを支えてくれる家庭への感謝を伝えようと、社員と社員の家族・友人を招待して「感謝の集い」を開くことになりました。
当社のイベントはとにかく「精一杯」準備に取り組みます。そしてそのほとんどに、私はどう言うわけか首を突っ込みます。きっと好きなんですね。心の底から。
例によってこの「感謝の集い」イベントもかなり気合を入れて取り掛かりました。ご家族への声かけ運動、企画・運営、出来る限りのことは精一杯やりました。
何のために?
それはきざな言い方ですが、みんなの笑顔が好きだからだと思います。
当日は、パートナーや子ども、親や恋人、友人を招待した社員もいました。それぞれのゲストの紹介をしたり、普段家では見せない「仕事の顔」を、映像や写真で紹介したりと、創業当時から振り返っても記憶に残る、素敵なひとときでした。
あるご家族のコメントでは「お父さんが何でいつも帰ってこないのかわかったよ」との複雑(苦笑)な会話もちらほらとあったようです。
笑い感動ありの2時間30分は、副社長の加藤より、社員と同伴した大切な人それぞれへあてた直筆の「感謝の手紙」を添えて、幕を閉じました。
イベントを振り返って思うことは、「社員は家族」という言葉が私たちの共通語になったもう一つの理由は、葬儀という仕事を通じて、一人一人が家族の大切さを痛切に感じているからということです。
お客様とのご縁から、私たちは日々教えていただいています。
中川は集まってくださった方々を前に言いました。「社員の家族も家族」。これからも、その絆を大切にしていきたいと思います。